フィル・コリンズ(Phil Collins)については、もうジェネシスの
なんていう形容詞は必要ないのかも知れませんが、
そんなフィル・コリンズの81年の初ソロ・アルバム「Face Value」邦題「
夜の囁き」は全英1位の大ヒットとなり、
ポップ・スター フィル・コリンズ劇場の幕開けになりました。
ジェネシスとソロ活動の2足のワラジを履くことにというか・・
彼の場合、BrondXや数多くのセッション活動などなど、世界一忙しい
世界一働くロック・ミュージシャンなどと言われましたね。
フィル・コリンズ/夜の囁き81年発表のソロ・デビュー作。ジェネシス用に作曲したデモテープを基にした作品ながらも、モータウン・サウンドの導入や、ストリングスを使ったスケールの大きいアレンジなど、早くもソロとしてのスタイルを確立。
フィル・コリンズについては人気者が故に賛否両論、ポップ・スターとして楽しむ人や
トミヤンのように、昔の想いを求めたり、ドラマーとしてフィルを観ていて、
少々複雑な思いで観ている人など・・
(日本公演の時も若い女の子たちが、中年のオッサンでもあるフィルを観て、カワイイ〜!なんて黄色い声を上げているのを近くで目撃するとまあ〜、どうしたもんかと困惑していまいましたよ。)
それはさておき、この「夜の囁き」は内容は良いですよ。
音的にも英国的な陰影もあり、プログレ少々、AORあり、ポップあり
はたまたフュージョンみたいなインスト曲ありと、どの曲がというより
それぞれの相乗効果で全体を際出させています。
(まだドラマーとしての意地というか、フィルのドラミングも堪能出来ます。)
スティーヴィン・ビショプや
エリック・クラプトンなどがさりげなく花を添えています。
その後フィル・コリンズに鞍替えした、あの
アース・ウィンド&ファイアーのホーン・セクションも参加していて聴きどころはたくさんあります。
ラストは
ジョン・レノンへの追悼曲「トゥモロウ・ネバー・ノウズ」。
全体的にはトミヤンのような古い感性の人間でも大丈夫で、
傑作アルバムとして、自信をもって進められますね(笑)
その後はチョット・・飛ぶ鳥落とす勢いのフィルさんではありましたが
★フィル・コリンズさん もっといろいろ!★
それでは「
夜の囁き」をどうぞ!
PS
この記事を書いている最中、マイケル・ジャクソン死亡のニュースが!
エッとビックリしましたが、呼吸停止したまま病院に運ばれたとか?
まあ今日はこのニュースで世界中がモチキリになるんでしょうね。
(繊細は今後明らかになっていくと思います。)
マイケルに関してはトミヤン月並みに「スリラー」とか「BAD」とか聴いていました。
「ビリー・ジーン」だったかな?その曲は大好きでしたね、あのムーン・ウォークのパフォーマンスする曲ですね。
フィル・コリンズさんも、すでに音楽界を引退されたそうですが、
健康には注意して、トミヤンも過ごしたいですね。
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