2009年06月07日

リック・ウェイクマン「罪なる舞踏」

リック・ウェイクマン罪なる舞踏」のCDを新品で買ってみました。

この作品は今まで聴く機会がありませんでした。
     ↓   ↓    ↓

1. 正義の女神
2. 情熱の犯罪
3. 恐怖の蝋人形館
4. アルカトラス刑務所のバードマン
5. 犯罪!?
6. 罪なる舞踏-イスカリオテのユダの裏切り

トミヤン輸入盤を買いましたので、この作品の繊細まではよくわかりません。

77年作で犯罪をテーマにしたコンセプト・アルバムで、
リックがイエスに復帰した頃ですから、イエスからクリス・スクワイア
アラン・ホワイトが参加しています。

全体的には初期の「ヘンリー八世の六人の妻」に似た感じの作品で好感が持てます。

キラキラしたピアノのアルペジオが、あ〜やっぱリックだな〜(笑)
(一歩間違えると、リチャード・クレイダーマン風です。)

調べたらスイスで録音したイエスの傑作アルバム「究極」のレーコーディング後
そのままスイスに残りこの「罪なる舞踏」を製作したそうです。

リックが好きというよりイエスが好きだから必然的にリックも聴くのかな

スティーヴ・ハウ同様イエスの重要なパーツですからね。

しかし、リックの作品はいっぱいありすぎて何を聴いたらいいのか?

昔リックのビートルズの曲を録音した作品を買いましたが、
あまりの内容のなさにトドメを刺されました(笑)

79年の「ラプソディーズ」はお気に入りなのですが・・売ってませ〜ん!

次はこれ聴こうと思っています。
↓   ↓    ↓

英国の作家ジョージ・オーウェルの未来小説『1984年』をテーマにしたコンセプト・アルバム。チャカ・カーン、スティーブ・ハーレー、ティム・ライス等に加え、盟友ジョン・アンダーソンもゲストで参加。

それでは、いかにもリックらし〜いピアノ演奏が聴ける
アルカトラス刑務所のバードマン」をどうぞ!



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没落貴族みたいなリック・ウェイクマン
posted by トミヤン at 10:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | プログレの部屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月16日

ジェネシス「侵入」

ジェネシス侵入」は70年の作品

セカンド・アルバムですが、実質的な1stアルバムと言っていいでしょう。

アンソニー・フィリップス(Gt)在籍最後の作品で、

彼の持ち味でもある、淡い繊細画のような世界が展開されています。

トレスパス(侵入)


まずは「Dusk」聴いてください!



牧歌的というか・・田園調? 英国の田園風景が目に浮かぶようです。
(トミヤン、英国に行ったこともなければ観たことありませんもうやだ〜(悲しい顔)

まあそんなイメージを勝手にもっています。

その後のアンソニー・フィリップスの作品も好きなんで、
「侵入」はときどき、どこか懐かしさを感じながら聴いています。

そしてラストの「ナイフ」は完全に
ピーター・ガブリエルの独壇場!次作への期待が膨らみます。

昔、トミヤン少年は「ナイフ」のサビの部分をよく口ずさんでいました。
(しかし、そんな妖しい奴はほとんどいませんもうやだ〜(悲しい顔)

ちなみにトミヤンは「Watcher Of The Skies」のイントロもオルガンで弾いて一人で悦に浸っていました。わーい(嬉しい顔)

それでは最後に「ナイフ」です。
やっぱしピーター・ガブリエルは最高ですね!



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タグ:ジェネシス
posted by トミヤン at 11:47 | Comment(2) | TrackBack(0) | プログレの部屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月13日

キング・クリムゾン「アイランズ」に想いを馳せる。

キング・クリムゾンをはじめて聴いたのは「暗黒の世界」でした。

でもその半年後くらいには、解散宣言をしてしまい。

ビートルズ同様に興味をもった頃には、終わっていました。

ですからキング・クリムゾンもあとから追ったという感じです。

その中でも地味な71年の4作目「アイランズ」が好きです。

この「アイランズ」は71年の King Crimson の4作目にして、
前期 King Crimson の最終章を飾る作品。

この時点で、オリジナル・メンバーは Robert Fripp Peter Sinfield の二人に、

前作に続いて、英国ジャズ・ピアニスト Keith Tippett が前面参加をしており、雰囲気的には静かな、ジャズ・ロック・アルバムといった感じをうけます。

まるで、昔話を聞くような静かな語りかけるようなオープニング、そしてジャズ的な演奏、
とおもいきや2曲目の「Sailor's Tale」では一揆に攻撃的プレイになり、

Crimuson お得意の「静」と「動」の対比がよく発揮されています。
しかし、なんていってもラストの「ISLAND」が素晴らしい。新人の Boz 
(レコードにはBozとしか表示されていなかった。)
の清楚な声がたまらなく美しい。演奏もピアノやコルネット、オーボエ等シンプルで淡々と静かだ。

まるで延々と続く黄昏のようで、やがて静かに日は沈み深い闇に包まれていくかのようで、

静かな演奏に反して、広大で宇宙的なスケール感すら感じさせられるものです。
この「ISLANDS」を最後に作詞家の Peter Sinfield は役目を終え King Crimson を去り、

こうして前期 King Crimson は静かに幕を閉じ、凄まじく攻撃的でもある後期 King Crimuson が少し間をあけて「太陽と戦慄」でスタート、 

Robert Fripp が本領発揮していくことになるのでした。

それでは「アイランズ」です!
(静かな場所かつ夕暮れ時に聴いてください、最高に良いです。)



それでは耽美的な美しさと暴力的な演奏が同居する
Formentera Lady



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posted by トミヤン at 22:47 | Comment(4) | TrackBack(0) | プログレの部屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月05日

ジョン・G・ペリー「Sunset Wading」ギックリ腰に効能あり?

ジョン・G・ペリー(John G.Perry)の「Sunset Wading」ですが、

と言っても、まあーみなさん知らないでしょうね。

(ペリーと言えばペリー提督しか知りません!)



1973〜1974年頃にキャラヴァンのメンバーとしても活躍した彼が、マイケル・ジャイルズ、ルパート・ハイン、ロジャー・グローヴァーらと作り上げた1976年発表のソロ。流麗な好盤。

話はそれますが、昨日しゃがんだ拍子になぜか腰がギックリとやってしまいました。

それでもって、激痛で動けません(泣)。
行きつけの整体の先生も休日でやっていません。

まさに何もできない状態で気分を紛らわすためCDでもと・・
しかしCDプレイヤーにCDをセットするのも一苦労、這ってやってます。

こんな時は、こころ静かにと思い、このジョン・G・ペリーでした。

この作品は曲というより14の音のピースで構成されていて、

どちらかというと、ユルーイ感じのジャズ・ロックで
まさにカンタベリーな雰囲気があります。ヒーリング効果もあります(笑)。

しかしパソコン触るのにも時々激痛がはしり冷や汗と悲鳴をあげながらで
そろそろ限界です。締めなくては・・・!

ジョン・G・ペリーは、さすが動画も見つかりません(笑)

キャラヴァン/夜ごと太る女のために+5(CD)


キャラヴァンはカンタベリーの代表的なバンド。

一応プログレのジャンルに入れられていますが、
なんとなくユルーイかつポップな曲調が得意としています。

それでは「ドッグ・ドッグ・・」です。

ひげのベースの人がジョン・G・ペリーさんです。

(しばらく・・トミヤンはダメそうです・・。)



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posted by トミヤン at 16:04 | Comment(2) | TrackBack(0) | プログレの部屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月09日

ピーター・ガブリエル 「洪水」が来た!

ピーター・ガブリエル(Peter Gabriel)は75年ジェネシスを脱退。

ツアーとレコーディングの繰り返しに疲れ果て、子育てや家族を優先させ、
約2年間の隠居生活の後、再び音楽活動を再開させました。

77年の「ピーター・ガブリエル 1
 無題-スキャンされた画像-01.jpg

まるで雨の降る曇り空のロンドン、車のスモークドガラスに映る
憂鬱な雰囲気のピーター・ガブリエル。

トータル的には、まだ方向性が定まらず散漫な印象はありますが

ソールズベリー・ヒル」と「洪水(Here Comes The Flood)

というピーター・ガブリエルのその後の代表曲が2曲含まれています。
まだまだジェネシス時代の雰囲気を引きずっていますけど、
トミヤンはそこが好きです。

その後ピーター・ガブリエルは先鋭的なサウンドと切り口で、
ニュー・ウェイヴやワールド・ワイドな音楽性で突っ走りますが
やはり、この1stアルバムが好きですね。

キング・クリムゾンのロバート・フリップトニー・レヴィン(Bs)が
参加していますが、特別重要な要素にはここではなっていません。

全体的にはピンク・フロイド、キッスなどをプロデュースした
敏腕プロデューサーのボブ・エズリンが指揮っているようです。

やはりハイライトはラストの「洪水」です。

アルバムではドラマチックにアレンジされて、俗にいうプログレ的です。

でもピーター・ガブリエルはこのアレンジが気に入らず
79年のロバート・フリップの作品「エクスポージャー」でシンプルなピアノの
弾き語りバージョンで録音し直し、そちらが定番となります。

「洪水」はイメージのとうり黙示録、あの「ノアの箱舟」を感じさせる曲です。

洪水」訳詩 一部抜粋

みんな 洪水が来るぞ

肉体と血に別れを告げよう。

再び海が静まるならば

生き残るものもいようが

おすらく 生きのびるものは ほとんどいないだろう。

飲み干すがいい 喉がカラカラだろうから。


それでは「洪水(Here Comes The Flood)」をどうぞ!




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posted by トミヤン at 19:42 | Comment(2) | TrackBack(0) | プログレの部屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月01日

タンジェリン・ドリーム 「フェードラ」

タンジェリン・ドリーム(Tangerine Dream)はドイツのグループ。

ドイツというとクラフトワークなどが有名ですが、
タンジェリン・ドリームは67年に結成され、現在も活動していて
かなり歴史のあるグループです。

ドイツ=電子音楽、現代音楽=難解 というイメージがあります(笑)。

タンジェリン・ドリームが一般的に知られるようになったのは、

やはりヴァージンと契約後に発表された74年の「フェードラ」からです。



それまでに例のなかったシーケンサーによる反復リズムと、
ムーグ・シンセサイザーによる瞑想音楽は当時は新鮮で衝撃的でした。

フェードラ」は当時、行き詰まりつつあったプログレ界に
ショックを与え、世界的にもそこそこヒットしました。

タンジェリン・ドリームの音質は、この手のグループによくある無機質な感じはなく、
ぬくもりも感じられ、綺麗なメロディーも随所に見受けられます。

元タンジェリン・ドリームのクラウス・シュルツの作品のほうが
無機質で暗く、重く、救いようのない世界感があり危険な音楽だと思います。

タンジェリン・ドリームの音楽的方法論は異論があるかも知れませんが、
その後アンビエント・ミュージック、ニューエイジ、テクノなどの源流になったと思います。

77年にウィリアム・フリードキン監督の映画「恐怖の報酬」のサントラを担当。
高く評価され、それ以降はサントラがメインとなりました。

まあ難しく考える人もいますが、

トミヤンにとってはタンジェリン・ドリームもBGMですね(笑)

ちなみに夜中の高速道路のドライヴのBGMはタンジェリン・ドリームの
フェードラ」が最高に良いです!



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posted by トミヤン at 07:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | プログレの部屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月11日

シド・バレット 狂気の果てに

シド・バレット(Syd Barrett)は67年のサイケデリック・ロック真っ盛りの頃、

ピンク・フロイドのリーダー的存在で「夜明けの口笛吹き」でデビューしました。


しかし翌68年には早くもピンク・フロイドを脱退します。

LSDを過剰摂取の為か奇行が目立ち、メンバーを悩ませ脱退を余儀なくさせられた様です。

天才的な才能やガラス細工のような繊細な神経は、ロック・ビジネスの世界では
あまりにはかなくもたなかったようです。



亡くなって伝説になったロック・ミュージシャンは多数いますが、
シド・バレットの場合は生きたまま伝説になってしまいました。

トミヤンもずいぶん前に亡くなっているものと思っていましたが、
実際はつい最近2006年7月7日に糖尿病の合併症の為60歳で亡くなっています。

僅かな音楽活動期間にもかかわらず、多くのミュージシャンに影響を与え

デヴィッド・ボウイマーク・ボランなどもシド・バレットの崇拝者であり
80年代の一連のパンク・バンドの連中もシド・バレットだけは認めていたらしいです。

そんな壊れかけたシド・バレットが70年に残した2枚のアルバム。
帽子が笑う・・・不気味に


ソフト・マシーンのメンバーや旧友のウォーターズとギルモアのサポートを受けて
たった3回のセッションで完成させた作品ですが、

そこには狂気をさまよったシド・バレットの言葉で表現しがたい
夢想の世界が音楽となって広がっています。

その名はバレット


ピンク・フロイドのギルモアとライトがプロデュース。
ハンブル・パイのメンバーなどが参加しています。

しかしバレットはドラッグの後遺症で精神異常がかなりひどくなり
レコーディングは困難を極めたといいます。

精神の糸がまさに切れかけた、狂気の世界の音楽と言えるのかも知れません。

その後シド・バレットは音楽界から姿を消しました。

世界的に成功した、かってのシド・バレットのバンド「ピンク・フロイド」が
75年シド・バレットへの追想をした作品「炎〜あなたがここにいてほしい」の
製作中に前触れもなく姿を現しました。

しかしその姿は、毛髪も眉も剃り上げ、体は肥満して、
なぜか手には歯ブラシを持っている男がバレットとは誰も最初気づきませんでした。

それを知ったピンク・フロイドのメンバーはショックのあまり
言葉を無くし、涙をながしたといいます。

しかもその時に録音していた曲はシド・バレットのことを歌った
クレイジー・ダイヤモンド」でした。

81年頃には金にも困り、母親の家に戻り、以後二度とロンドンには戻らず
静かに庭をいじったり、絵を描いたりということに、残りの人生は費やされました。

関係者やファンも面会は拒絶し、
ピンク・フロイドのメンバーすらも会うことができませんでした。

彼が正常に戻ったのか、ずっと精神を病んでいたのかは知る由もありません。

ピンク・フロイドを脱退して38年が過ぎ60歳になった
狂ったダイヤモンドは静かに息を引き取りました。

それではシド・バレットへの追想曲「Shine On You Crazy Diamond」です。
(最後の場面で、アラン・パーソンズのコンサートでも吹いていた女性サックス・プレイヤーがプレイしています。)



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ピンク・フロイド リック・ライト 65歳で死去


posted by トミヤン at 07:00 | Comment(0) | TrackBack(2) | プログレの部屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月03日

キング・クリムゾン「太陽と戦慄」「暗黒の世界」

キング・クリムゾン(King Crimson)が
73年ロバート・フリップ以外のメンバーを一新して発表したのが

太陽と戦慄 Lark's Tongues In Aspic


当時ロバート・フリップは白魔術や錬金術などに興味を持ち、
女性性器と男性性器の結合を暗示した不可思議なタイトル。
(直訳すると、肉ゼリーに飲み込まれた、ひばりの舌)

当時話題のエロティックな映画「エマニエル夫人」にも使用されました。

ジェイミー・ミューアというフリーでアナーキーな音楽家を得たことで
大胆な即効演奏に暴力的でへヴィーなアンサンブル。

全体に漂う一触即発な緊張感、
フリップは翌年74年には早々「解散宣言」をしてしまいますが、

今、思うとこんな緊迫感は長く続く訳ありません!
(当時はエ!なんで?と首をかしげましたが・・・)

king crimuson 暗黒の世界

後期キング・クリムゾンの起爆剤であったジェイミーは脱退するも
精力的にライヴを行い結果、できた作品。

暗黒の世界


ジョン・ウェットンのヴォーカル曲以外は全部ライヴ録音。
しかし、そこには観客の声は入っていません。ですから言われないと解かりません。

この頃のキング・クリムゾンのことをロバート・フリップは怪物と表現していました。

きっと本人たちにも手のつけられないエナジーというかパワーが炸裂していたのでしょうね。
(フリップはこの怪物化したキング・クリムゾンの一部しか記録に残せなかった、
と語っていましたので、相当に凄かったんでしょうね。)

こうした硬質(メタル)な即効演奏の間にキラリと輝いているのが、
ジョン・ウェットンの「土曜日の本」や「夜を支配する人」などのヴォーカル曲です。

メロディーも美しいながら甘すぎず抑制が効いた品格ある楽曲です。
(その後のエイジアはこの頃の曲と比較するとお子様向けですね。)

ともすればバランスを失い崩壊しそうな危険な雰囲気のグループは
はやくも危険ゾーン「レッド」で終結したと言うか、
ロバート・フリップが先読みして終わらせたんですね。

この頃の作品の深さはYou Tubeなどで簡単に聴いても理解はできないと思います。
興味もたれた方はぜひ身銭を切って購入してください!
(トミヤンもそうですが、身銭を切らないとなかなか真剣に聴きませんからね・・笑)

まあ、そうは言っても参考に暗黒の世界から「彷徨えるオランダ人」をどうぞ!

ジョン・ウェットンの名曲だと思っています。



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キング・クリムゾンを持って「宇津ノ谷峠」に行く!
posted by トミヤン at 13:20 | Comment(2) | TrackBack(1) | プログレの部屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月22日

キング・クリムゾン「ポセイドンのめざめ」奇跡の作品。

キング・クリムゾンの70年の作品「ポセイドンのめざめ」は、
ある意味、奇跡の作品と言っても良いとおもいます。

69年の「クリムゾン・キングの宮殿」で一躍ビッグになった彼らは
不安定な均衡の元に成り立っていましたが

才気が溢れるばかりに早くもメンバー間の軋轢や、創造のジレンマなど
意識の変化がみられるようになり、

イアン・マクドナルド、マイケル・ジャイルズが脱退、
グレック・レイクエマーソン・レイク&パーマの結成のため脱退を表明しました。

残されたのはロバート・フリップと詩人のピート・シンフィールドだけでした。

ポセイドンのめざめ
king crimuson

なんとかフリップは脱退したマイケル・ジャイルズグレック・レイクには
期間限定で協力を要請、その後は旧友のゴードン・ハスケルそして
英国ジャズ・ミュージシャンのキース・ティペットなどに参加を要請して
この「ポセイドン・・」を完成に漕ぎ着けさせたのでした。

ですからグループとしての形態とはほど遠く、
まさにフリップの執念がこの作品をここまで作り上げたのでしょうね。

「ポセイドン・・」は「宮殿」の二番煎じとよく評されます。
曲構成や雰囲気がほとんど一緒といって良いでしょう。

しかしながらグループが破綻した状態でここまでよく練られたと感心します。

フリップの叙情性あるアコースティック・ギターで幕をあける
「平和/序章」は静かなる衝撃を感じます。

その後何故か酷評されるゴードンのヴォーカルの
ケイデンスとカスケイド」もトミヤンは好きです。

そしてハイライト「ポセイドンのめざめ」ではグレック・レイク
布施明のような大げさな歌唱でドラマチックに歌いあげます。

土 風 火 水」という壮大で神秘的なテーマで作品全体を覆っていて
プログレの醍醐味が堪能できる作品だと胸を張って言えます。
(別に胸を張る必要はありませんが・・笑)

事実「ポセイドン・・」は「宮殿」よりヒットし、全英4位までにランク・インされてます。

「宮殿」と音楽的方法論は同じでも良いものは良いと言いたいです!

それでは「ポセイドンのめざめ」を聴いてみてください!



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プログレッシッヴ・ロック元年
posted by トミヤン at 22:55 | Comment(4) | TrackBack(2) | プログレの部屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月15日

イエス 「海洋地形学の物語」

イエス(YES)の73年の問題作「海洋地形学の物語

邦題の「海洋地形学・・」も、とんでもなく凄いが・・
(どっかの大学院の研究室みたい・・笑 ちなみにTales From Topographic Oceansです。)

おまけに当時LPレコード2枚組の片面1曲ずつの4曲。

1.神の啓示 2.追憶 3.古代文明 4.儀式 

こんな感じですから、なんか勉強しているみたいな小難しいイメージが・・
イエス・ファンでもちょっと敬遠している人も多いと聞きます。

海洋地形学の物語
イエス 海洋地形学の物語.jpg

この作品はファンの間でも好きか嫌いかどっちかです。

イエスのメンバー自身もそうでイエスの崩壊に一役買った形になりました。
とくにリック・ウェイクマン(Key)はものすごく嫌っていて、
ツアー終了後イエスを脱退することになりました。
(そのわりにはリックは効果的にキーボードをプレイしています。)

当時イエスは傑作アルバム「危機」や「イエスソングス」などを発表し絶頂期。

東京公演の為、東京のホテルに滞在中ジョン・アンダーソン
「あるヨギの自叙伝」を読んでいて、その中4部構成のヒンドゥー教経典に
かなり強くインスパイアーされ、それを音楽化する事にかられたが、
協力したのはスティーヴ・ハウ(Gtr)だけでした。

しかし2人の執念は強く、乗り気でない他のメンバーを引き入れ
力技ともいえる強引な手法で、この一大抒情詩「海洋地形学・・」を完成させてしまったのです。

そしてライヴでも1曲20分の計80分にも及ぶ大曲を一機に演奏するという荒業も達成。
しかし聴衆は難解な為理解不能に陥り、これきりになってしまった。
でもアルバムは英国で初めて1位を獲得という、これまた理解に苦しむ結果が

その後イエスは4曲目の「儀式」はメロディーも良く、ロック的な躍動感もあり
この曲の演奏はライヴでもちょくちょくしましたが、他の曲は長いこと封印される結果に

非常に観念的でつかみどころが難しい作品なのですが、
よく聴けば各人のソロ・プレイなど素晴らしく、今でも新鮮な感覚で聴けます。

どちらかというと、トミヤンは「海洋地形学・・」は好きですね!
最近リマスター盤も発売されたみたいですので買いたいと思っています。

なにせ1曲が20分くらいありますので、一部しか観れませんが、
それでは96年の再結成時のライヴから、貴重な「神の啓示」の演奏をどうぞ!

辛抱して聴いてくだされば、必ずや感動がおこるのではないでしょうか?
(文句言っていたリックさんも頑張ってプレイしています・・笑)



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没落貴族みたいなリック・ウェイクマン
タグ:イエス
posted by トミヤン at 18:11 | Comment(2) | TrackBack(0) | プログレの部屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月09日

ベガーズ・オペラ 乞食芝居?

ベガーズ・オペラ(Beggars Opera)は69年スコットランド結成のバンドです。

まずは70年作品の「アクト・ワン


ベガーズ・オペラとは乞食芝居または三文役者みたいな意味らしいですが、
ジャケットの絵もそれっぽいですね、日本でいうチンドン屋さん(笑)

サウンドのほうもハード・ロックのようなプログレのような?
なんだかよくわからない、いい意味で中途半端な感じがB級感をだしていて

ブリティッシュ・ロックのB級グルメ好きにはたまらない作品だと思います。

アラン・パークという人のオルガンが中心で、リッキー・ガーデナー(Gtr)はハード・ロック寄り?
ところどころクラッシックのフレーズがでてくるところがプログレと言われるゆえんでしょうね。

71年にはメロトロンを使用した静と動のバランスがとれた
いかにもプログレ然とした作品「Water Of Change」を発表。

そして72年ベガーズ・オペラの最高傑作と言われている「Pathfinder
(しかし、こんなマイナーなバンドのことを誰が最高傑作とか言ったんでしょうか・・笑)

ジャケットの絵はトミヤンも昔から知っていました。

beggars opera.jpg

ベガーズ・オペラはその後もメンバー・チェンジをしながら活動しますが、
しっかりとファンを落胆させていく作品をだしていきます(笑)
(やはりこういったところもB級にとっては大事です!)

聴くならばやはり最初の3作品だと思います。

それでは「アクト・ワン」から幾分ポップな「Sarabande」をどうぞ!
(誤解されるかもしれませんが、
ベガーズ・オペラって好きな人にはとっても胸キュンなバンドです。)



ピンク・フロイドの映画音楽って最高です!

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posted by トミヤン at 07:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | プログレの部屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月24日

マクドナルド&ジャイルズ「宮殿」前夜そしてその後

キング・クリムゾンのファンの方ならご存知だと思いますが

その前身バンドだった
ジャイルズ、ジャイルズ&フリップ


68年、ジャイルズ兄弟にローバート・フリップが加わり僅か4日間で製作されました。
イギリス国内でも1000枚も売れなかったといいます。
キング・クリムゾンの成功がなければ、こうして陽の目をみることはなかったはず。
しかも内容は、ほんわかしたコミカルな楽曲でここからどうして
あの歴史的な名盤「クリムゾン・キングの宮殿」につながるのか想像すらできません。
(ジャケットのフリップの笑顔も今では考えられません・・笑)

でもやはり謎ときの鍵はありました。

セールス不振で契約を打ち切られたGG&Fは仕方なく自主制作を開始、
それに加わったのがイアン・マクドナルドと友人ピート・シンフィールドだったのです。
マクドナルドは彼女まで参加させています(笑)

そこに録音されていた曲があの「風に語りて」です。



だいぶクリムゾンに近づいてきましたね。
「宮殿」ではグレック・レイクが歌い、プログレの名曲とされています。

ロバート・フリップの独裁とされてきたキング・クリムゾンですが
「宮殿」はどちらかというとイアン・マクドナルド主導といった感じですね。

そんなイアン・マクドナルドでしたが、ジャイルズと早くも脱退。

70年に「マクドナルド・アンド・ジャイルズ」を発表します。
mcdonald and giles

お互い彼女同伴のなんとも嫌味なジャケット(笑)。

レコード会社からも期待されかなりの予算がでたというが、
セールス的には失敗一度もライヴやることなく消滅しました。

しかし音楽性は高く、ジャジィな曲展開や叙情的なメロディーと
前期キング・クリムゾンが好きならば必ず満足できる内容です。
あのスティーヴ・ウィンウッドもゲストで好演してます。

その後ジャイルズはようようなセッション活動へ、
(あの山口百恵のロンドン録音の作品にも参加しています。)

そしてイアン・マクドナルドはいろいろなグループのプロデュース業に活躍。
77年にはアメリカとイギリスの混合バンドフォリナーの「栄光の旅立ち 」で
第一線に戻ってきました。

2000年以降はスティーヴ・ハケットと来日コンサートをしたり、
ソロ・アルバムを発表したりと忙しく活躍しました。

最近では元キング・クリムゾンの仲間と共に21st Century Schizoid Bandを結成させ
往年のクリムゾンの曲やプログレの古典的な曲をライヴで演奏してくれたことは記憶に新しいですね。

それでは最後にマクドナルド&ジャイルズで「アイビスの飛行」をどうぞ!
ジャイルズのドラミングって本当に独特な叩き方ですね。
ちょっとセンチな曲調も魅力的です。



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ボズ・バレルに捧げる

キング・クリムゾンを持って「宇津ノ谷峠」に行く!






posted by トミヤン at 07:54 | Comment(4) | TrackBack(0) | プログレの部屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月22日

キャメル 「Moonmadness」

キャメル(Camel)は73年にデビュー。

ローカル・バンドのThe Brewにピーター・バーデンス(Key)が加わり
結成されたキャメルはブリティッシュ・ロックならではの陰影なメロディー・ラインを
活かしつつ、叙情的なプログレ・サウンドを披露してきました。

キャメル

第2のピンク・フロイドというフレコミでしたが、全くそんなことはありません。
どちらかというと少しまったりとした優しいサウンドです。

キャメル Camel / Mirage


この74年の「ミラージ」でキャメルと出会いました。
トミヤンの世代はキャメルといえば輸入タバコのことです。
その輸入タバコの絵柄そのものの安っぽいジャケットが気になり買いました。

アラビアン・ナイトな叙情的かつ幻想的な世界が展開され、
アンディー・ラティマーの情感的な泣きのギターも魅力的です。
すぐにファンになってしまいました。

75年世間一般的には傑作とされている「 Snow Goose 」を挟み
(小説家ポール・ギャリコの白雁をモチーフにしたコンセプト・アルバム)

76年のファンタジックな作品。

キャメル Camel / Moonmadness )


まずは6曲目の「Air Born」をどうぞ!



聴いたとうりプログレといっても難解なイメージはありません。
あくまでも良い意味で暖急豊かな叙情的なサウンドです。

日本人の感性にも合いトミヤンを始め結構ファンも多いですね。
地味な人柄もなんか応援したくなるバンドでした。

特にこの「Moomadness」はキャメルの魅力が十分な作品。
トミヤンの愛聴盤でもありますし、またオリジナル・メンバーでの最後の作品でもあります。

ではもう1曲まったり感が良い感じの「永遠のしらべ」を聴いてください。
(ルックスはダメなので純粋に音だけ聴いてもらった方がいいかも・・笑)


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プログレッシヴ・ロック元年





タグ:キャメル
posted by トミヤン at 17:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | プログレの部屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月13日

ルネッサンス 貴族のおロック。

ルネッサンス(Reaissance)は70年代に活躍したイギリスのプログレ・バンドです。
(貴族漫才ではありませんので・・くれぐれもお間違えないように)

69年にヤドバーズ解散後メンバーだったキース・レルフを中心とした
フォーク・ロック的なグループでしたが、

何故か72年の3作目「プロローグ」からはなんとメンバー全員総入れ替え
ヴォーカルに女性のアニー・ハズラムが加わった新体制となり、
ルネッサンスといえば通常はこちらのことを指します。

特に4作目の「燃ゆる灰」はプログレの名盤として語りつがれています。

ルネッサンスはプログレといってもテクニックをひけらかすようなバンドではなく、
トラッド・フォークとクラッシックの要素がブレンドした、
ちょっと貴族的な香りのするお上品なサウンド。
シンフォニック・ロックとも呼ばれていますが、大げさなものでなく、
どちらかと言うとイージリスニング的な感じのアレンジが多いです。



(紙ジャケットはマニア・ライクな為に高額になっています。
やはり安い輸入盤あたりがお勧めですね。)

ファンの間では7作目の「お伽噺」が最高傑作とされています。

初めての方はポップで一番売れた「四季」(A Song For Seasons)が
聴きやすい内容だと思いますが、

まあ、どちらにしてもアニー・ハズラムの美しい声が好きかどうかです。

それではレクイエムのような曲調の「燃ゆる灰」(Ashes Aer Burnning)
のライヴ映像です。いかにも70年だなーという感じです(笑)。




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2008年12月30日

イエス 迷作の王様

イエスというバンドは本当に傑作と呼ばれる作品も数ありますが、
いろいろと物議をかもしだす様な作品も数ありますね。

まあ個性的で優秀なミュージシャンの集合体なのだから仕方ないのか
メンバー同士が仲良くなったり、喧嘩したりと、時にはリーダーまで
出て行ってしまうこともたびたびです。

プログレ衰退期の77年、リック・ウェイクマンが復帰し
黄金のラインナップで製作された「究極」はまさに黄金期のイエスの
力強い復活を表す傑作アルバムだったと思います。

そして大いなる期待をして待った78年の「トマト



当時イエスのような大作志向が敬遠されていた時勢なので、
これがイエス流のポップ・ソングへの答えだったのか?

あれ?もう終わりなの、というようなシンプルな楽曲で
比較的ストレートなサウンドが、ちょっと違和感を感じさせられる。

イエスだからとして聴くから余計異質に感じてしまう。
(いきなり「クジラに愛を」はないだろう・・日本批判か?
それに「UFO到来」とか、なんなのー・・笑      )

唯一「オンワード」というシンプルで美しいメロディーの小品が
心に染みる名曲だなーと思います。

まあ評価が真っ二つに別れる作品には違いありません。

やはり変だなーと思いきやジョンとリックが脱退。
残ったメンバーは、なにを思ったのかバグルスをイエスに取り込んでしまいます。

80年の「ドラマ」です。


ジョン・アンダーソンがいないイエスなんてイエスと呼べるだろうか?
しかし一部のファンからは隠れ名盤との声も

バグルスのポップさとイエスのプログレ然とする姿勢が妙にマッチしています。
アラン・ホワイト(Dr)とクリス・スクワイア(Bs)の強烈な
リズムも大胆に復活しました。

トミヤンはこの「ドラマ」は好きですね。
もう一回くらいこの体制で次回作を聴きたいくらいでした。

ただイエスという大きな本流から言えば、残念ながら異質で
全体的には無理があるのは不定できません。

しかしまあ、このイエスというバンド40年近く存続させている
というのも凄いが、たぶん脳天気な人たちなんでしょうね(笑)

それではイエスで「Into the Lens」です。(曲はバグルスの持ち歌です。)
アイ・アム・カメラなーんて歌詞はイエスでは普通ありえません。
http://jp.youtube.com/watch?v=XRw4c52_WKg

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2008年12月26日

Annette Peacock プログレ界の姉御!

アーネット・ピーコック(Annette Peacock)を知ったのは、
78年のこの作品からでした。


プログレ野郎たちが泣いて喜ぶ最強の布陣が揃ったアルバム。

ビル・ブラッフォード(Dr)アラン・ホールズワース(Gt)
デイヴ・スチュワート(Key)ジェフ・バーリン(Bs)

そして今回の主役アーネット・ピーコック(Vo)

ブリティッシュ・ジャズ・ロックの名盤と評されています。
カンタベリー系ジャズ・ロックを少しロック寄りにしたサウンド。

これらプログレのツワモノ達を押さえて強力に存在感があったのは
アーネット・ピーコックのヴォイスというか不思議な歌唱だ。

理解出来ない人には、もしかしたら生理的に嫌悪感を感じるかも知れませんが、
ツボにはまると病みつきになります。
(このクセのある歌いまわしが妙に気持ちいいんです。)

彼女は有名なジャズ・ベース奏者ゲイリー・ピーコックの奥さんですが
すぐに離婚、その後結婚、離婚を繰り返し私生活も自由奔放だったようです。

そんな彼女が70年代に発表した2作品はすごく良いです。

アバンギャルドでエキセントリックでちょっとエロな雰囲気がいい!
(なにがどう良いのかは聴いてもらうしかないのですが・・)

X-ドリームス


これぞ英国ジャズ・ロックの真骨頂!
その手の人脈が彼女の元へ大挙集結してアクの強い彼女の
ドスの効いた語りかけるようなヴォイスがたまらない。

パーフェクト・リリース

79年作。

ジェフ・ベック・グループのマックス・ミドルトン(Key)など
ブリティッシュ・ロックの中堅どころが多数参加。
彼女のゆったりとした、またときに激情的なヴォイスが魅力的です。
まさにジャズ・ロックの名盤と言えるでしょう。

それでは昭和の場末のキャバレーのオネーチャンみたいなアーネット・ピーコックと
ブラッフォードの演奏で「Back to the beginning」をどうぞ!




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2008年11月29日

ピンク・フロイド すべてはこの映像からだった!

ピンク・フロイド及びブリティッシュ・ロックに深い関心を
持つきっかけになった映像があります。

もうプログレ・ファンにはお馴染みの作品ですが
ピンク・フロイドの「ライヴ・アット・ポンペイ」です。

1971年10月に撮影されたこの映像は約2000年前の
円形劇場の遺跡のなか、観客も誰もいない空虚な場所で行われました。


今ではDVDで簡単に観ることができますが、
当時中学生だったトミヤン少年は確かNHK「ヤング・ミュージック・ショー」の
再放送でテレビの前でかじりつきながら観た記憶があります。
(当時はビデオ・デッキもない時代でしたから・・)

親からはキチガイの音楽を聴くんじゃないと怒られました(笑)
まあ音楽といえば昭和歌謡の全盛時代でフォークですら異端扱い、
ましてロックなんか犯罪者扱いでしたから、本当に!

まさにトミヤン少年としては、この映像は衝撃でした。
これだ!これしかないと、その後ブリティッシュ・ロックに深く
のめり込むキッカケを作ったのはこの映像からです。
(ピンク・フロイドですから当然周辺のプログレから聴く様になりましたが・・笑)

70年前後のピンク・フロイドの作品はトミヤンにとっては全て宝です。
本当に若き日のピンク・フロイドの面々はカッコ良かったのです。
神秘

68年作品
途中シド・バレットが精神に異常をきたし脱退。
新たにデヴィッド・ギルモアが加わることに、
サイケでスペイシーな感覚で当時の雰囲気が伝わってきます。
太陽賛歌」「神秘」など初期の代表曲が収録されているが、そんな中
今は亡き故リック・ライトの「追想」や「シー・ソー」などの作品もはかなくも美しい。
ウマグマ

69年作品
当時は2枚組レコードだった。一枚がライヴを収めた盤で
もう一枚がスタジオ録音による各メンバーによる実験色の強い作品が
収録されファンの人でもこの作品は持っている人は少ない。
ライヴの「ユージン斧に気をつけろ」は最高に良いです。

71年の傑作アルバム。
ピンク・フロイドのファンでこれ知らないというひとはモグリです(笑)
吹けよ風、呼べよ嵐」はプロレスラーのブッチャーのテーマ曲に使用され
有名になったが、やはり利き所は20分弱の大曲「エコーズ
トミヤン的には墓の中までも持って行きたい曲なのだ。
地味な作風ながらSEなど効果音の使い方が抜群に上手く
この辺がピンク・フロイドの魅力の要因だと強く感じます。

それではピンク・フロイドライヴ・アット・ポンペイ
映像の一部を観てみましょう。

曲は「神秘」の後半部分です。


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ピンク・フロイドの映画音楽って最高です

ピンク・フロイド リック・ライト65歳で死去

ピンク・フロイド「ファイナル・カット」駄作ではない迷作。


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2008年11月28日

ピ−ター・ハミル、V.D.G.Gに入門。

ピーター・ハミルおよびそのグループV.D.G.G(ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレイター)
については名前だけは知っていました。

ロバート・フリップとも交流があり、ゲストで参加もしているんで、
キング・クリムゾンのファンとして、聴いていても不思議はなかったはず

しかし今日の日まで、聴かなかったのは何故だろうか?
意識的に避けていた訳でもないはずです。

なんとなく楽しい音楽ではないことだけは想像できましたが、
ロック界の吟遊詩人と言われているピーター・ハミルだから
きっと内容は暗く重いものに違いないし、憂鬱になること間違いないと。

まあとにかく聴いてみようと、オークションで中古CDを2枚1000円で買ってみました。
正直どれを聴いて良いのか解からないので適当に選んでみました。

ザ・ラヴ・ソングス

タイトルどうり、ピーター・ハミルのこれまでの作品から
ラヴ・ソングを集めて録り直したアルバムです。
(まあ普通のラヴ・ソングではないことは容易に想像できましたが)


が・・やはりというか、すごくとっつきにくい曲調ですね。
しかも想像したとうりに暗い!昔の中島みゆきみたいなー
これは歌詞がわからないと厳しいです。

もう1枚はV.D.G.Gの「Still Life
74年の傑作らしい(他を聴いてないので・・わかりませんが)

トミヤンはこっちの方が少しいいです。
プログレ好きですから、この手のサウンドは免疫がありますから。(笑)

日本ではたぶん受け入れられないタイプのグループでしょうね
かなり少数派、でもきっとどこかにコアなファンがいるといった。

しかしどこまでも重く内省的な感じには参ります。
よくわかりませんが非常に危険な音楽かもしれません。

簡単に聞き流そうと思っても出来ません。
拒絶する人の方が圧倒的に多いのでしょうが、
ある日なにかのきっかけでドップリとはまるのかも知れません。


★ヴァンダー・グラフ・ジェネレイター作品集★


きっとどこかにピーター・ハミルやV.D.G.Gの魅力について
語れる人がいらしゃいましたら、ぜひ教えてくださいね(笑)

まだまだトミヤンのプログレ道には終わりはないようです。

それではピーター・ハミルさんの「Still Life」を聴いてください!
(といっても、たぶん途中で嫌になると思いますが・・もうやだ〜(悲しい顔)



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2008年10月22日

没落貴族みたいなリック・ウェイクマン

リック・ウェイクマンと言えば、70年代を代表するロック・キーボディスト。

当時はプログレ野郎たちの間でも、キース・エマーソン派かリック・ウェイクマン派か
見事に分かれていたような気がしました。

心の広いトミヤンはどっちも好きでしたね(笑)

Rick WakemanRick Wakeman『The Six Wives Of Henry VIII』


73年作品「ヘンリー8世と6人の妻たち
イエスのメンバーのバック・アップを得て作り上げた大傑作。
6人の妻たちをモチーフにした楽曲を演奏するという、これは
まさにコンセプトの勝利。インストとしては異例の売り上げを記録する。

トミヤンもこれはよく聴きましたよ。

あの当時は長い金髪の髪にキラキラのマントをして、アナログのキーボードを
何台も自分の回りに積み上げて演奏するリックがカッコ良く見えました。
(今はちょっと微妙?・・笑)

これで止めとけばよかったのですが、調子に乗ったリックは無茶をします。



74年作品「地底探検
今度はSF冒険小説を題材になんとフル・オーケストラと共演。
しかも自分のバンドも作り、なんとライヴ録音です。
ゴージャスというか派手です(笑)



75年作品「アーサー王と円卓の騎士

歴史、文芸シリーズの3弾は、またもや王様ですよ(笑)
そしてまたもやオーケストラ付きの大作です。
リック・ウェイクマンのキーボードも大活躍する秀晩なプレイが聴ける。
まるで大河ドラマを1本観たような疲れが残ります。

何故かリックのこの頃作品って、買おうと思ってもないんです
誰かが買い占めたのか?(そんなこたーない!)

単に発売枚数が少ないだけなんでしょうね。
(でもすぐに売り切れなんですから、やはりコアなファンが多いんだろうな)
新たに欲しい人はアマゾンで検索して中古CDか輸入盤で安く買ってください(笑)

そこでトミヤンがお勧めするのがこちら、

初期の名曲が網羅されリマスターされ音も良いお徳盤です。
ヴェリー・ベスト・オブ・リック・ウェイクマン


なんか「地底探検」の時のジャケットを使い回したような絵ですね。(笑)
裏のリックの写真が、まるで自棄になって飲みすぎ二日酔いになったような
顔がむくんでいて、哀れな没落貴族のようです。
(お見せできないのが残念。)

リック・ウェイクマンはその後も精力的にソロ・活動をしていきますが、
結構多作家なんで、これはちょっとという変なアルバムも多々あります。
まあそれはそれで別な意味で楽しめますけどね(笑)

また別の機会に紹介していきたいと思っています。
(実はトミヤンもまだ聴いていない作品がたくさんありますので・・)

じゃあー、最後に没落貴族・・いや、リック・ウェイクマンの
映像をみてみますか、これは2000年ごろのライヴかな?
(中途半端なハード・ロッカーみたいなヴォーカルの人が少しキモイ!曲はアーサー王です)
http://jp.youtube.com/watch?v=pGbvd20oUlo&feature=related




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2008年10月20日

怪奇・中世英国そしてジェネシス

ジェネシスは今でこそ、イギリスのロック・バンドとして
知名度は日本でもありますが、

70年代は音楽情報の媒体自体が非常に少なくて、
田舎に住んでいるトミヤンの唯一の情報源と言えば、

月刊誌の「ミュージック・ライフ」と「音楽専科
(あー、なんか懐かしいです。「ミュージック」のほうは割りと写真が多くミーハーな感じ
「専科」は音楽的にもう少し批評を含めて、いかにも専門誌的な感じだったな。)

しかしジェネシスは当時、日本では無名にちかかったと思います。
トミヤンも全然知りませんでした。

高校生だったトミヤンは、今は潰れてないレーコード店で
たまたま、おかしなな感じのジャケットの絵をみつけて興味を
持ったのがジェネシスとの出会いです。

怪奇骨董音楽箱」、なんじゃこれは?(邦題を考えた人は偉い!)
こういうのってトミヤンはすごく惹かれます。(笑)

GenesisGenesis『Nursery Cryme』

71年作品。「怪奇骨董音楽箱」
新たに、フィル・コリンズ(Dr)スティーヴ・ハケット(Gt)が加入。
最強のメンバーになりピーター・ガブリエルがいよいよその独自性を発揮する名作。
幻想的かつドラマチィックなサウンドとシニカルな歌詞。
ギターのスティーヴはすでにこの頃ライト・ハンド奏法を駆使していた。

なんか最近はこのアルバムは手に入らなくなってきました
アマゾンかで検索して探すしかないですね。
(上のタイトルをクリックすると試聴出来ます。
ダウンロードですと割りと安いですね・・笑)

ジャケットの絵が遠近法のような、良く観ると全然違うし、
クロケット持った少女の下には生首が転がっているし、
なんか怖いような可笑しいような不思議な世界です。

GenesisGenesis『Tresspass』

70年作品「侵入」
この作品限りで脱退するアンソニー・フィリップス(Gt)の中世英国の
趣味がよくでた、淡い幻想的世界。
(アンソニーを含めジェネシスの面々は実際に貴族の出身です。
フィル・コリンズは庶民です・・笑 それでか後にジェネシスを乗っ取ります。)

GenesisGenesis『Foxtrot』

72年作品「フォックストロット」
キング・クリムゾンから譲り受けたメロトロンを使った
壮厳なイントロの名曲「ウォチャー・オブ・スカイズ」が有名。
ジャケットのドレスを着たキツネの絵のとうりにピーターは
ライヴでも同じ姿でステージに立ち、聴衆の嫌悪感を買って喜んでいたという(笑)。

GenesisGenesis『Selling England By The Pound』

73年作品「セイリング・イングランド・バイ・ザ・ポンド」
プログレ史上稀にみる大傑作。
トニー・バンクスやスティーヴ・ハケットらのサウンド面での
躍進がめざましい印象を受ける。おそらくスティーヴのギター・ソロなどは
生涯におけるフェバリット・プレイだと思う。
ピーター・ガブリエルの歌い口調も、ひとつの頂点を迎えた感があります。
1曲目の「月影の騎士」の歌いだしには思わず身震いしたほどです。
そして、とうとうフィル・コリンズも歌いだしました(笑)

ザ・ラム・ライズ・ダウン・オン・ブロードウェイ

74年作「幻惑のブロードウェイ」
中世から一機にニューヨークへ、ジャケットもアート集団ヒプノシスの写真に
プログレの要素が満載で聴き所たくさんあります。

再現不能なストーリーが故、ステージでのトラブルが続出。
心身ともに疲労しきったピーター・ガブリエルは
「普通の人に戻りたい」と言ったかどうか知りませんが、
ジェネシスを脱退することに、グループも暗礁に乗り上げてしまった。

創世記

69年のデビュー作。
すでに同名グループが居たためジェネシスと名乗れなかった。
フォークっぽいポップな曲調だが、すでにピーターの歌声はソウルフル
でもあり魅力的です。
ジェネシス通であれば、押さえておきたい作品ですね(笑)

やはりプログレ好きのトミヤンにとっては、フィル・コリンズもまだ
裏方に徹しているピーター・ガブリエル時代のジェネシスが懐かしい。

それでは初期の代表作「怪奇骨董音楽箱」を観てみましょう。

ピーターもフィルもとっても若くて、カッコイイです。
(この頃のピーターは本当に妖しい魅力に満ち溢れていますね。
フィルもロンゲだし、スティーヴ・ハケットはいい男なんだけど、
何故かこの時はむさ苦しい・・、トニーとマイクはとっても地味です・・笑)

(それでは下をクリックしてみてください。)
http://jp.youtube.com/watch?v=W35wtfcByIY&feature=related


posted by トミヤン at 07:30 | Comment(0) | プログレの部屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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