2010年01月28日

「パンズ・ラビリンス」と「1408号室」

トミヤンのシネマ館 5

昨日は夜更かしして、「パンズ・ラビリンス」と「1408号室」という映画を2本観てしまいました。

「蒼空のファンジア」progfantaさんの記事を見て興味が湧いたからです。


まずは「パンズ・ラビリンス



これは表紙のパッケージの絵だけみると

よくあるファンタジー映画と勘違いされてしまうかもしれません。

この映画は決して子供が観るような御伽噺ではありません。

舞台は1944年の内戦状況にあるスペイン。

戦争で父を亡くした少女

現実の世界では戦争という冷酷までの残虐な殺戮が繰り広げられている。

愛情の薄い少女にとって現実の世界はあまりにも過酷なのだろう。

少女の見る地底の王国は現実なのか、少女の妄想なのかは判らない。


残酷でグロティスクなシーンも多く、決して楽しい映画ではありませんが、

最後は銃で撃たれて亡くなる少女が、幻想の世界で王女として迎えられるシーンが

現実の世界では生きることができなかった運命が、あまりに切ないです。


次に観たのが「1408号室



この映画、トミヤンの好きなモダン・ホラーの帝王S・キングの原作だったとは知りませんでした。

キングの作品の映画化には、よくハズレが多いとも耳にしますが、

トミヤンはB級な雰囲気な映画も大好きなので、全然気になりません。(笑)。

実際にキングの作品の映画作品はB級映画が多いのも事実です。


あの世界的名監督スタンリー・キューブリックが手がけた「シャイニング


最高に怖かった映画で、トミヤンも大絶賛なのですが・・笑。

原作者のキングは、まったく気に入らず自分の作品をメチャメチャにしたと怒ったと聞きました。

テレビ・ドラマ版の「シャイニング」も観ましたが

こちらは家族愛が全面的に描かれていますが、キングはこちらの方をお気に入りだそうです。



おっと話がそれましたが・・「1408号室」

家とか部屋にまつわるおぞましい過去の話はホラー映画にはよくあるストーリー、

そういったところでは、ホラーの王道的なパターンを世襲しています。

つまらないのか?いえいえそんなことはありません!

トミヤンは十分に途中飽きることもなく楽しめました。

この映画は興行的には成功したみたいですが、

辛口な日本人愛好家さんたちからは、駄作とも評価が別れるところ

まあストーリーが先が読めるというか、以前よく観たパターンなんですね。


オカルト作家でもある主人公が56人が死んだ、超いわく付きの部屋「1408号」

そこに取材のため、ホテルの支配人の忠告も聞かず宿泊、

次から次から異変が起こるパニック・ホラー映画
(この辺がアメリカ映画という感じですが・・・)

しかし主人公の作家には、幼くして亡くなってしまった娘の想いが・・

そのことが、このおぞましい1408号室によって蘇る、

やはり最後は悲しいまでの家族愛を感じずにはいられません。


「パンズ・ラビリンス」と「1408号室」

どちらもトミヤンは切ない映画でした。

恐怖というより切ない愛が見え隠れする、涙ものの映画でした・・笑。

もし興味が湧いたならぜひ観てください!

昨今レンタルDVDなんか一週間100円ですから安いものですよ〜。

それでは「ンズ・ラビリンス」の予告編です。

posted by トミヤン at 20:36 | Comment(2) | TrackBack(0) | トミヤンのシネマ館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
トミヤンさん、Have good movies!
当ブログの話題とリンクした内容を拝見して感激です!
ありがとうございます。

「パンズ・ラビリンス」「1408号室」、
思えばどちらも、可哀そうな少女が出てくる作品ですね。
そして、どちらも、この幻想が現実であって欲しいと
思わず願ってしまいたくなる作品です。

私は正直、超常現象や霊魂の存在については全くの懐疑派なのですが、
それでも、そういう幻想が人間に全く不必要だとは思っていません。
(ただ、自分の利益のためにそれらを利用する人達は嫌ですが)
すべての人が向き合わなければならない「死」という問題に
立ち向かう力を気づかせてくれるものだと思うからです。

この2作品はそのことを再確認させてくれる映画だと思いました。
ラストシーンは思わずじーんときてしまいます…

それにしても近年のS・キング原作の映画は、
本人が製作にかかわっているせいもあって、出来のいい作品が多いですね。
Posted by progfanta at 2010年01月30日 23:05
どうもです〜。
どちらも、面白い作品でしたよ!
最近はレンタルで安く手軽にいろんな映画を観れるようになりましたが、
その手軽さゆえ、あんまり真剣に観ることもすくなくなり、
きっと映画の何かを見逃してしまっているのかも知れません。

だからこうして、いろんな人が意見や感想を述べてくれると大変助かります。
「ノーカントリー」も少し前に観ているのですが、
もうストーリーを忘れています。また観たくなりました。

これからもいろいろと参考にさせてくださいね!(笑)。
Posted by トミヤン at 2010年01月31日 18:31
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