
本作は通算10作目。ゲイリー・ブルッカー(元プロコル・ハルム)、
ジョン・マイルズ他、6名のヴォーカリストと100名に及ぶオーケストラを起用。
ヴァリエーションに富んだダイナミックなサウンドが展開。1985年作品。
数々の傑作アルバムを残し、A.P,P流ポップス路線も定着し、
さあ、これからどうしようという方向性を模索していた時期なのか?
ある人は低迷期に入ったと言う、そうなのかもしれない・・
いきなりのシンセの打ち込み、ドラム・マシーンの硬質な音、ハードなサウンド!
ボーカルは個性派のロッカーでもあるジョン・マイルズです。
「ステレオトミー」(Stereotmy)
(「ステレオトミー」はエデガー・アラン・ポーの作品「モルグ街の殺人」
のなかで、でてくる言葉で何を意味するのか?)
アルバム全体を通して、ちゃんと聴けば以前の作品同様にアラン節が貫かれていて、
そこはさすがに一定のレヴェルの高さは保っていると思います。
トミヤンもこの頃の作品はうっかりすると忘れてしまうのですが、
ファンですから、内容はどうであれCDは持っています(笑)。
あの〜全然悪くないですから・・この作品もぜひ聴いてもらいたいと思います。
(そんな願いも込めて、今回紹介したしだいです!)
アルバムではプロコル・ハルムのゲイリー・ブルッカーが歌う
淡々とした曲調ながら、感動的なバラード「ライムライト」が印象に残ります。
(ゲイリー・ブルッカーが歌うともうプロコル・ハルムそのものです!)
それでは比較的最近の映像で、
★ボニー・タイラー
が歌うアラン・パーソン・バンドで「ライムライト」をどうぞ!
(ボニー・タイラーさんもこの曲をカバーしています。)

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