トミヤンそれほど知っているとは言えません。
ムーディー・ブルースを知ったのは、はるか昔の子供だった頃、
たまたまラジオで聞いた「The Story In Your Eyes」を知ってからです。
キャッチーなギター・リフにポップなメロディーにすぐに惹かれました。
しか〜し、なにせ子供だったんでレコード買うお金がありません。
しばらく過ぎてから、あの曲がアルバム「童夢」の中の1曲だと知りました。

ロックとクラシックを融合させることに成功したザ・ムーディー・ブルースが、自ら設立したスレッショルドから発表したトータル・アルバム。メロトロンによるオーケストレーションが冴え渡る渾身の1枚。「プロセッション」「ストーリー・イン・ユア・アイズ」他を収録した1971年発表の作品。
それでは「ストーリー・イン・ユア・アイズ」です。
ムーディー・ブルースはプログレとして語られることもあります。
まあたぶん、クラシック的なアレンジとかメロトロンの大々的な使用とか
いろいろとプログレの要因はあります。
でも基本的には、変拍子もなくシンプルな楽曲でフォーク的でもあります。
いかにも英国的な陰りを感じさせるメロディが魅力です。
ムーディー・ブルースは65年にポール・マッカートニーの盟友
ウィングスのデニー・レインが中心となって結成されたビート・バンドでしたが
デニー・レインは1stで脱退、ジャスティン・ヘイワード等が加わった
セカンドからが現在のムーディー・ブルースの母体です。
トミヤンの持っているムーディー・ブルースの作品は「童夢」と
次の「セヴンス・ソジャーン 」の2枚だけです。

ムーディー・ブルースを一躍スターダムにのし上げた「サテンの夜」から数えて7作目となる本作は、彼らの絶頂期にリリースされた最高傑作。全米5位を記録した大ヒット・アルバム (1972年発表)。
この作品で絶頂をむかえたムーディー・ブルースは長い活動停止をして
6年後再開しますが、トミヤンは聴いていません。
(たしか元YESのパトリック・モラーツ(Key)が新メンバーで加入。)
個人的には「セヴンス・ソジャーン」が好きです。
聖書でいう「7日目の安息日」という意味だそうです。
Lost Worldから始まり、ラストは「俺たちはただのロック・バンド!」と歌って終わります。
たんたんとした曲調ですがジワジワと感動させられる作品だと思います。
しかしムーディー・ブルースは大物バンドではありますが
トミヤンの周りでは好きだという人はいませんし、熱く語る人も皆無なんです。
トミヤンもそうですが、なんとな〜く聴いて、なんとな〜く好きという人が多いのかな〜(笑)。
どちらにしても再評価が待たれるバンドですね。
それでは「セヴンス・ソジャーン」から「Isn't Life Strange」です。
こういった曲がムーディー・ブルースの醍醐味だと思います。

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タグ:ムーディー・ブルース
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私も、ムーディー・ブルースは、「In Search of the Lost Chord 」の1枚しか持ってません。おどろおどろしいアルバムジャケットとは対照的な、わりと聴きやすい音楽だな〜っと思いましたね〜。あとは、ビート・クラブとかのビデオでちょろちょろと。若きデニー・レインの頃の「GO NOW」とかも。
ムーディー・ブルースってサイケデリックプラスフォークみたいなイメージでしたが、それプラスプログレなんですね。
「あく」がなく、良く言えば上品すぎて、サラって流してしまいます。(ドライヴにはいいかも!笑) しいて言えば、わたし的にはタンバリン、フルートのおひげの人が「あく」があって好きですねぇ。(笑)
そうです!「あく」がないんです。だからサラ〜リと聴き流してしまうのですね。深入り出来ない理由がわかりました。
グループなり、個々のミュージシャンに惚れ込んでしまうと、もう駄作だろうがヘンテコだろうが買ってでも聴きますからね。
ムーディー・ブルースも、もうちょっと「ヤンチャ」だったら良かったかも?(笑)。