(貴族漫才ではありませんので・・くれぐれもお間違えないように)
69年にヤドバーズ解散後メンバーだったキース・レルフを中心とした
フォーク・ロック的なグループでしたが、
何故か72年の3作目「プロローグ」からはなんとメンバー全員総入れ替え
ヴォーカルに女性のアニー・ハズラムが加わった新体制となり、
ルネッサンスといえば通常はこちらのことを指します。
特に4作目の「燃ゆる灰」はプログレの名盤として語りつがれています。
ルネッサンスはプログレといってもテクニックをひけらかすようなバンドではなく、
トラッド・フォークとクラッシックの要素がブレンドした、
ちょっと貴族的な香りのするお上品なサウンド。
シンフォニック・ロックとも呼ばれていますが、大げさなものでなく、
どちらかと言うとイージリスニング的な感じのアレンジが多いです。
(紙ジャケットはマニア・ライクな為に高額になっています。
やはり安い輸入盤あたりがお勧めですね。)
ファンの間では7作目の「お伽噺」が最高傑作とされています。
初めての方はポップで一番売れた「四季」(A Song For Seasons)が
聴きやすい内容だと思いますが、
まあ、どちらにしてもアニー・ハズラムの美しい声が好きかどうかです。
それではレクイエムのような曲調の「燃ゆる灰」(Ashes Aer Burnning)
のライヴ映像です。いかにも70年だなーという感じです(笑)。

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