2008年09月24日

EL&Pのたどり着いた先は「愛の浜辺」だった。

ブリティッシュ・ロックの世界でも星の数ほどある作品の中で
残念ながらいろいろな事情で「駄作」とレッテルを貼られてしまった
作品も数たくさんあります。

そんな「駄作」と呼ばれてしまった作品をなんとか、もう一度聴き直して
「いや、そんなことはない」「結構これいいじゃん!」とか
もう一度陽の目を見させてあげましょう(笑)

そんな訳でトミヤンこと
私が最初に選んだのはこの作品です。
ラヴ・ビーチ

ドシェー!っと、まずジャケットに完全にやられました。
プログレにはありえないシュチュエーション南国の島で健康的に日焼けした3人。
おまけにニコニコ笑っているよ。(まるでビージーズみたいやんか・・笑)

そして曲目は「欲しいのは君だけ」「ラヴ・ビーチ」「恋の味」「おまえのために」
グフョ!EL&Pがメイク・ラヴしてるよ!
これはどうしたもんか困った(笑)

EL&Pだと思って聴くから悪いんですよね、そうじゃなければ・・・
(ちょっと苦しい言い訳だなー)

思えば77年の作品「ワークス」からその予兆はあったんですよね。
2枚組にもかかわらず、それぞれのソロで3面を使い、残された1面だけが
EL&Pとしての作品だった。あきらかにグループとしては燃え尽きていた。
その続編「ワークス2」もその残骸を拾い集めたような感じだった。

70年代EL&Pの最終作「ラヴ・ビーチ
これは一体どう解釈して聴けばよいのだろう?

グレック・レイクが好きであれば、前半のポップな曲やお得意のバラードも
言われているほど全然悪くないし。(まさにグレック節が炸裂)
後半の組曲「将校と紳士の回顧録」もおとなしめだけど、
なんとなく「トリロジー」の頃の雰囲気も少し感じたりもします。

察するところ、当時は時代の流れでレコード会社から、もっと判り易い
ポップなものを作れという圧力もかなりあったと言いますから、
これがEL&P流の答えなのかも。(という意味ではエイジアよりも先へ行ってた。)

当のキース・エマーソンは「バハマに行ったらああなっちゃた」と言っています(笑)
でもエマーソンはソロ作「ホンキー」で「ラヴ・ビーチ」へのアンサーをしていますね。
ホンキー

81年作バハマ録音の初ソロ・アルバム
黒人音楽をベースにしたユーモアとセンスの光る作品。

EL&Pのファンのみなさんは「ラヴ・ビーチ」をどう思っているんでしょうかね?
それでアマゾンのCDレヴューのところを覗いてみました。
やはりファンの方たちは暖かいというか、そんなに悪く言ってはいません。
だれが「駄作」なんて言ったんでしょうか。


(以下アマゾンCDレヴューより引用)

149 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ジャッケトほど悪くない内容, 2003/4/6
By primejive (三重県四日市市) - レビューをすべて見る


確かにセールス的には振るわず、キースのキーボードの活躍度合いが低く、臆面もないラヴソングがアルバム前半を占める事は、そのあまりに能天気なジャケット写真と共にファンには認めがたいものだったことは事実。
しかし、そのラブソングはその後のASIAの登場を予告するかのような事象であり、その後ASIAにカールが参加する事からもどうも示唆的である。少しばかり早すぎたのと、あまりにELPのイメージとかけ離れたが故の悲劇だったのかも。
個人的には「キャナリオ」に往年の彼らの雄姿を思い起こしている。

後半を占める組曲は、キースのピアノと、ピート・シンフィールドらしいハリウッド大作映画を思い起こさせるロマンチックなもので、彼らのロマンチックなサイドを代表するものだろ!う。これも、彼らのイメージの呪縛から解き放たれて虚心に聞けば秀逸な出来。

5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
第1次ラストアルバム(1978年作), 2003/8/11
By masa28 - レビューをすべて見る

 この作品は「タルカス」や「恐怖の頭脳改革」等のELPサウンドを期待して聴いてしまうと評価が低くなってしまうアルバムだと思います。ですが、「恐怖の頭脳改革」以降の前2作と比べると、久しぶりにELP(バンド)としての作品になっていると思います。個人的にはアルバム完成度は結構高い作品だと思います。従来のファンにはキース・エマーソンの超絶テクが聴けず、キーボードも後ろに引き下がり、またサウンドもPOPになった点が評価を低いものにしているものと思われます。7MEMOIRS OF AN OFFICER AND A GENTLEMANは20分台の組曲で、いい作品だと思います。
 このアルバムの低評価がバンドを解散へと追い込んでいってしまいます。


5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
笑顔と胸毛, 2005/9/4
By おせっかい "profondo_verde78" (東京都) - レビューをすべて見る

このレビューの作者: Love Beach (CD)
タイトル、ジャケットを含め、『THE やっつけ仕事』と言わんばかりの内容。後半を占めるジェントルな組曲はまぁ好感もてますが・・・。
プログレッシヴ・ロックが急速に衰退していったこの時代に聞こえた、ELPの断末魔の叫びをしかと受け止めて下さい!



この記事へのコメント
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失礼いたします。
Posted by magazinn55 at 2008年09月24日 10:46
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