2008年09月17日

ユーライア・ヒープにいた大物アーティスト

ユーライア・ヒープを聴いている人っていうのは、
たぶんそこそこのブリティッシュ通なんでしょうね?

私のまわりの元ギター小僧たちも大体聴いているのはデープ・パープル、レッド・ツェッペリンくらい、
あとブラック・サバスかな

ユーライア・ヒープはどうしても2番手とかB級グループ的なイメージがあり、
そのへんで誤解されてるんだろうか。割とオタク的な聴き方をされています。

もっと表面きって語られていいグループですよね。
七色の声の持ち主ヴォーカルのデヴィッド・バイロンやインテリっぽいキーボードのケン・ヘンズレー、
ワウワウのギター奏法が印象なミック・ボックスなど格メンバーいい味あると思います。

71年作「対自核」
誰が考えたんだろうか、この邦題は凄すぎる(笑)
このアルバムからユーライア・ヒープのサウンドが完成された。
表題曲「対自核」もカッコイイ曲だし、ドラマティックな「七月の朝」も
同様に素晴らしい。しかし本国ではヒットせず。

ユーライア・ヒープの日本での全盛期はやはり
悪魔とか魔法使いといったオカルトな題材をテーマにした2作品
「悪魔と魔法使い」(そのまんまじゃん!)「魔の饗宴」でしょうね。

代表作「悪魔と魔法使い」
ジャケット同様、幻想的な世界観、コーラスワークも美しく
やはり他のハード・ロック・グループとは違い、ドラマ性があるのも魅力
半年後の「魔の饗宴」もハードかつプログレチックで同様な魅力がある。
ユーライア・ヒープ・ライヴ

ライヴならではのラフでパワフルな演奏、ロックン・ロールしています。(笑)
ベスト盤的な選曲で、入門盤としても良い。私は当時このヒープのライヴ盤か
イエスの「イエス・ソングス」を聴きまくっていました。

しかし73年の「スィート・フリーダム」から何故か、売りでもあった
ドラマ性が消え、アメリカを意識したポップな小品が目立ち、テンションが落ちた感じに
私もそれ以降ユーライア・ヒープは聴かなくなってしまったんです(涙)

しかしその後、とんでもない人物がユーライア・ヒープに加入してたんですね。知らなかったというか、リアル・タイムで聴くべきでした。
(ヒープ・ファンの方ゴメンなさい。)

ベース・プレイヤーのゲイリー・セインが不運の死を遂げ(私はコンサート中に感電死したと聞いたのですが、薬物中毒で亡くなったとも、どっちなんでしょうか?)
黄金期の布陣の一角が崩れ、そこに入ってきた男がなんとなんと、
キング・クリムゾンが解散してヒマになってしまったジョン・ウェットンでした。
なんでジョン・ウェットンがヒープに?と思うのですが、意外と狭いブリティッシュ界ですから、面識があったんでしょうね。

期待も膨らむのですが、案の定「渡り鳥」ジョン・ウェットンは2作に参加。
「金のための音楽に飽きた」と捨てゼリフを吐き脱退してしまい、
(あなたに言われたくない・・・笑)
スーパー・グループ「UK」の結成と準備していくことに
グループの顔でもあるヴォーカルのデヴィッド・バイロンも薬物依存がひどく、なんとグループから解雇された。(バイロンは85年に没)

そんな混迷な時期の2作品ではありますが、内容はそれなりに良い。
かってのヒープらしさもあり、ポップな作品も消化されたヒープ流が貫かれており、大英帝国な感じのロック作品に仕上がっている。

その後ユーライア・ヒープは若手を注入し、ケン。ヘンズレーを中心に
まだまだ頑張っていきます。
メンバーは変われどまだ現役で新作も出ていますよ。
ユーライア・ヒープ/幻想への回帰(紙ジャケット仕様)

ジョン・ウェットン参加初作品
オルガンとギターのアンサンブルが原点に立ち戻っています。
ジャケット同様ファンタジックな世界観が魅力。
ハイ・アンド・マイティ

とうとうジョン・ウェットンがオープニングの曲で歌っちゃてしまいました。(笑)
デヴィッド・バイロン最後の作品。いろんな意味で問題作には違いない。
ユーライア・ヒープ『ウェイク・ザ・スリーパー』

最新作、ケン・ヘンズレーもいませんが、まだまだ元気です。
ミック・ボックスのワウワウ鳴るギターがヒープの面影が残る。
上のURLから試聴も出来ますので良かったら聴いてみてください。

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posted by トミヤン at 08:00 | Comment(0) | 70s・ブリティッシュ・ロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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